夏まっさかり!
今日は、「もうすぐ海外旅行へ行くけど、英語がニガテ・・・」という人でも、今からでも覚えられて、現地でめちゃくちゃ使える、5つの英語フレーズを紹介します。
1週間程度の海外旅行なら、個人旅行の場合でも、
- 何かを尋ねる
- 自分がしたいこと、ほしいものを伝える
- おすすめを聞く
くらいができれば十分ではないでしょうか。
それには、この5つのシンプルな英語フレーズを駆使すれば、なんとかなりますよ!
【目次】
- この「5つの英語フレーズ」だけは何も考えずに言えるようにする
- 「キャナイ〜?」はこなれ感もあって使える度ナンバーワン!
- 意外と発音が難しい I want(to)~.
- I want(to)~と合わせて使いたい2つの英語フレーズ
- イギリスで必須の英語フレーズといえば・・・
- 相手に聞こえる声の大きさで「何か」言おう!
この「5つの英語フレーズ」だけは何も考えずに言えるようにする
いきなり結論から。
私が便利に使い倒している英語フレーズは、以下の5つです。
- Can I ~ ?
- I want(to)~.
- What do you recommend ?
- What should I do ?
- Are you ~ ?
ポイントは、これら5つの英語フレーズだけは、何も考えなくても、パッと口から出るようにすること(出だしだけでも!)。
正確さや、ていねいさにこだわって、何度も言い直したり、無言の時間が長くなってしまわない。
なぜなら、聞き手が困惑するのは、時制や冠詞のミスよりも、何度も言い直したり、無言になったりすることの方だからです。
実践の場では、文法に間違いがあっても、ラフな言い回しでも、通じればOK。
お勉強は日本に帰ってからと割り切りましょう!
「キャナイ〜?」はこなれ感もあって使える度ナンバーワン!
まず、Can I ~ ? から解説しますね。
Can I ~ ? は、「キャナイ~?」と発音します。
Can I ~ ? は発音がかんたんで、こなれ感もあるので、使える度ナンバーワン。
これは直訳すると、「(私は)~できますか?」ですが、「~してもいいですか?」と許可を求めたり、「~がほしい」と頼むときに使います。
たとえば何かを注文するとき。
「ビールをください」なら、
Can I have a beer please. キャナイハヴァビアプリーズ.
(イギリスでは、語尾にpleaseを付けた方がいいです)
ショーケースやメニューを見てケーキを選ぶなら、
Can I have・・・this (one)? キャナイハヴ・・・ディスワン?
(指をさして、「ええっと・・・これください」という感じ)
また、Can I ~ の ”〜” の部分に続ける英語がわからないときは、
Can I ?(キャナイ?)
と、語尾を上げて言うだけでもけっこう通じます。
たとえば、「あなたの隣のあいている席に座ってもいいですか?(この席に座りたいのだけど)」というときは、
Can I sit down here ? などと言わなくても、
Can I ? キャナイ?
と語尾を上げて言って、すわりたい席をちらっと見るか、指させば、相手は「この人は私の隣の席に座りたいのだな」と、こちらの言いたいことを理解してくれます。
たとえばペンを借りたいとき。
デスクにあるペンを指さして、
Can I ? キャナイ?
と語尾を上げて言えば貸してくれます。
「これいい?」「ここいい?」は、Can I ? です。
意外と発音が難しい I want(to)~.
I want(to)~. は、たぶんみなさんご存じだと思いますが、「~がほしい」「~したい」です。
でも私、I want(to)~ はけっこう苦手です。
発音が意外と難しいのです。
なので、Can I 〜 ? で言えるときは、Can I 〜 ? にします。
実は、I want(to)~ と Can I 〜 ? は、どちらも自分がなにかをしたいとき、なにかがほしいときに使う英語フレーズなので、どちらでも言えることが多いのです。
Can I have a beer please.
でも、
I want a beer please.
でも一緒ですよね。
たとえば、バスの運転手さんにこのバスでいいか確認するとき。
I want to go to the airport. Is it OK ?
(空港にいきたい。(このバスで)OK ?)
と言ってもいいし、
Can I get to the airport ?
((このバスで)私は空港につけますか?)
でも大丈夫です。
I want(to)~と合わせて使いたい2つの英語フレーズ
What do you recommend ? ゥウォッヂュリコメンド?
「おすすめはなに?」
What should I do ? ゥウォッシュダァイドゥ?
「私はどうしたらいい?」
は、I want to ~ と組み合わせると、かなりのことが言えます。
I want to ~ に、What do you recommend? を組み合わせれば、
「~したいのだけど、あなたのおすすめは?」ですね。
I want to eat some local food. What do you recommend?
「なにかこの地らしいものを食べたいのだけど、おすすめは?」
I want to ~ に、What should I do? を組み合わせれば、
「~したいのだけど、どうしたらいい?」です。
I want to buy a ticket. What should I do?
「チケットを買いたいのだけど、どうしたらいい?」
とくに、What should I do? は、
自分がしたいこと + What should I do?
困りごと + What should I do?
など、多くの場面に対応できる英語フレーズです。
ちなみに、I want to の want と to の間に「人」を入れると、「人に~してほしい」という意味になります。
I want you to fix the TV set.
「あなたにテレビを直してほしい」
これも、とてもかんたんで便利な英語フレーズなので、使えるようにしておくといいと思います。
イギリスで必須の英語フレーズといえば・・・
最後は、Are you ~ ? です。
Are you ~ ? は「あなたは~ですか?」です。たとえば、
Are you a stuff of this hotel ?
「あなたはこのホテルの人ですか?」
Are you going to Buckingham Palace ?
「バッキンガムパレスに行くのですか?」←行き方を知りたい時にこう言ってみる
そして、イギリスに行くならぜったいに覚えてほしいのが、
Are you queuing ? アーユーキューイング?
「並んでます?」
イギリスでは、この英語フレーズは必須です。
人が並んでいるのに気付かずに割り込むと、英国人は何も言いませんが、内心、ものすごーーーーく怒っています。
知らずに割り込まないよう、少しでも怪しかったら、Are you queuing ? と聞いてみましょう。
相手に聞こえる声の大きさで「何か」言おう!
私が海外旅行でよく使う5つの英語フレーズは以上です。
これらを、表情やジェスチャー、小道具(地図やメニュー、ガイドブックなど)とセットで使えば、だいたい、なんとかなります。
もちろん、他にも使えたらいい表現はあります。
でも、たくさん英語フレーズを覚えても、それが本当に血肉になっていないと、とっさのときに口からは出てこないものです。
それなら、少数精鋭の英語フレーズで乗り切ると心に決めて、なんでもそのフレーズで言おうと頭をフル回転させてみる。
すると、案外、言えるし、伝わるのです。
コツは、相手に届く声の大きさで、なるべく間髪入れずに何かを言うこと。
もちろん、勉強の場では、時制や、丁寧さの度合い、冠詞に気をつけて、より正しい言い方を学ぶことは大切です。
でも、いざ、実践となったら、間違いは気にしない。
しゃべれないのに、丁寧に言わなきゃ!(Could youだっけ、Would youだっけ・・・)などとこだわるのは、なにか順番を間違っているような気も・・・。
ところで、会話は「自分がしゃべる」のと、「相手がしゃべっていることを聞いて理解する」の組み合わせですよね。
そこで、次は、「相手のしゃべっていることを聞いて理解する」ことについての、私なりのコツを書きたいと思います。
※書きました↓
最後までお読みいただき、ありがとうございました。