2019年5月20日くらいから、イギリスの入国審査が変わり、日本人は自動化ゲートを通れるようになりました。
私はちょうど、切り替わりの時期にイギリスにヒースロー空港から入国しました。
↓その時の「ANA全日空のビジネスクラス搭乗記」です。
【目次】
自動化ゲートであのヒースロー空港の待ち時間5分!
自動化ゲートは羽田空港にもありますが、スーパーにあるセルフレジみたいな感じで、パスポートを所定の位置に入れて(置いて)、顔を上げて認証されると入国できます。
このおかげで、ロンドンのヒースロー空港も、入国審査の待ち時間が5分とかになっています。5分!
私は、ヒースロー空港の入国審査の列に、2時間以上並んだことがあります。
知り合いには3時間並んだという人もいて、せっかく16時に着いても、ロンドンの劇場の夜の部に間に合わないということもありました。
これからは、もうそんな目にあうこともなさそうです。
パスポートの入国スタンプはどうなるの?
ただ、自動化ゲートもいいことばかりではありません。
一説では、ヒースロー空港以外は有料だそうですし(本当でしょうか)、なにより、パスポートに入国スタンプを押してもらえないんですよね。
実は、今回、羽田空港から出国するときも、自動化ゲートを利用したので、パスポートに出国スタンプを押してもらえませんでした。
このときは、やっぱり押してもらおうと、自動化ゲートを出てすぐのところにある空港事務所へ行って、
「ヒースロー空港へ行くので、入国審査が厳しいかもしれないので、やっぱり出国スタンプを押してください」
と言ったら、すぐに押してもらえました。
私はこのように理由を言いましたが、別に理由を言う必要もなさそうでした。
でも、ヒースロー空港の場合、自動化ゲートで入国したにも関わらず、なんらかの理由から入国スタンプを押してほしいと交渉するの、けっこう大変そうって思いました。
なんせ、ヒースロー空港なので(融通きかなそうです)。
そこで、パスポートに入国スタンプを押してほしい場合は、やっぱり行列コースを選ぶことになるのかもしれません。
コミュニケーションの楽しみが減ってしまうと考えると少し寂しい気も
ヒースロー空港名物(?)の入国審査の行列がもう体験できないのは、少しさみしい気もします。
私なんて、どこから見ても「のんきな日本人観光客」なのに、
「何日いるの?」
「なにしに来たの?」
「ホテルはどこ?」
「こっちの友だちと会うの?」
「帰りの飛行機の予約は?」
「帰りの飛行機のチケットみせて」
と一通り聞かれ、スマホでチケット購入時に来たメールを探すもなかなか見つからず、もたもたしていると、「もう行っていいよ」って・・・。いいなら聞くなよ~!!
という入国審査官様との心温まるやりとりももうできません。
たぶん、「なにしに来たの?」のところでおもしろく回答できれば、入国審査官にウケるのでは、となにかネタはないかと毎回考えるのですが、いつもなにも浮かばず、というかユニークなことを言う勇気もなく、「サイトシーイング(観光)」で済ませてしまっています。
そういえば、昔、タイからマレーシアへ陸路(鉄道)で入国したら、手荷物検査があって、係の男性に、1ミリも知らないけどタイのCD屋さんでジャケットを見て買ったイケメン歌手のCDを見られ、にやにやされながら
「これはお前の彼氏か?(にやにや)」
と聞かれたことがありました。そんなわけないでしょう!
AIとか自動化とか便利な世の中になっていいことも多いですが、人と人とのコミュニケーションの楽しみが減ってしまうとしたら、良し悪しなのかもしれません。
※ANA全日空ビジネスクラス ロンドン・ヒースロー空港から羽田行きの搭乗記です。
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