こんにちは! 家と旅の両方が好きな「うちそと」です。
海外、とくに一人旅が好きで、仕事の合間に行っています。
私は車を運転しないので、移動はいつも鉄道やバスです。
バスに乗って知らない町を旅するときによくあるのが、「どこでバスを降りたらいいかわからない問題」です。
とくに、バス停のアナウンスがなかったり、電光表示のないバスだと、今どこを走っていて、いつボタンを押して降りればいいのかさっぱりわかりません。
そこで、運転手さんに行き先を伝えて、声をかけてくれるよう頼んだり、乗客の方に聞いたりしています。
でも、最近は、バス会社のアプリで、「リアルタイム運行状況」が見られるケースが増えてきました。
「リアルタイム運行状況」を見れば、自分の乗っているバスが、今、どのバス停を通過して、次にどのバス停に向かうのかがわかります。
もし、降りるバス停の名前を知っているなら、「次だな」と見当をつけられそうです。
・・・「つけられそうです」と書くのは、実は私、この機能を使ったことがないからです😂
「どこでバスを降りたらいいかわからない問題」はアプリで解決できる?
2019年に行ったイギリス・ウェールズで乗ったバス会社のアプリにも、リアルタイム運行状況の表示がありました。
ただ、通信障害なのか、路線によるのか、理由はわかりませんが、表示されるときとされないときがありました。
そんな感じなので、必ず頼れるわけではないし、降りるバス停の名前を調べておくのも意外とめんどうなことも。
実際、世界遺産のポントカサステ水路橋に行ったときも、私は最寄りのバス停の名前を調べませんでした。
「リアルタイム運行状況」を駆使すれば、もう運転手さんに声をかけてくれるよう頼んだり、乗客に助けを求めたりしなくてもよくなるかもしれません。
でも、それもちょっと寂しいですよね。
ポントカサステ水路橋へ行ったときは、地元の人が「私もそこで降りるから、あなたも一緒のところで降りればいいわよ」と声をかけてくれて、とてもうれしかったです。
地元の人と一言でも交流が持てると、旅はぐんと楽しくなります。
※ポントカサステ水路橋の行き方はこちら↓に書きました。
以前、チャーチルの生家であり、世界遺産でもあるブレナムパレスへ、オックスフォードからバスで行ったときのことです。
私はいつも、本当のハイシーズンを外して行くので、バスは空いていて、観光客は私だけのようでした。
でも、2階席に女性2人客がいて、なんとなくブレナムパレスに行くのかなと思ったので、声をかけました。
「すみません、ブレナムパレスへ行くのですか?」
すると、「私たちは行かないけど、降りるところになったら教えてあげるわよ」と言ってくれました。
私の思いを察して、親切にもそう言ってくれたのです。
ブレナムパレスの最寄りのバス停は、ブレナムパレスの門よりも少し手前にあるので、教えてもらえなかったら通り過ぎるところでした。
何でもアプリでサクサク調べて、完璧に進めるよりも、ときには失敗したとしても、地元の人とコミュニケーションを取りながらの旅の方が、思い出に残るし、楽しいかもと、個人的には感じています。
なので、今後もお役立ちアプリの使用は最小限にできたらなと思っています
(たんにアナログ人間ともいう・・・)。
ありがとうグーグルマップ! おかげで助かった私の失敗談
とはいえ、まったくアプリを使わないというわけではなくて、アナログ人間な私でも恩恵にあずかっているのが、グーグルマップです。
グーグルマップのおかげで、道に迷うリスクはかなり減らせるようになりました。
たとえば、鉄道駅から中心街まで歩くときも、以前は地図を見ながらだったのが、今ではグーグルマップを見て歩いています。
もちろん、危険をさけるために、なるべく大きな道を選んだりという工夫は必要ですが、かなりラクになりました。
実は、今回のウェールズの旅では、スランドゥドゥノからコンウィへ行くときに、まちがったバスに乗ってしまいました。
バスの車体をぱっと見て、「Conwy」(コンウィ)と書いてあると思ったので乗ったら、「Colwyn Bay」(コルウィン・ベイ)だったという・・・。
「Conwy」と「Colwyn」って似てませんか!? ←「Bay」がまったく目に入ってなかった(^^)
このときは、しばらく乗っていて、なんとなーく不穏なものを感じてグーグルマップで現在地を見たところ、まったく逆に向かっていました!
コルウィン・ベイは規模は小さいものの、海岸沿いがきれいに整備されていて素敵なところでした。
が、私が行きたいのはコンウィ!
あわててバスを降りて反対方向のバス停に行き、時刻表を見ました。よかった、5分後くらいにスランドゥドゥノに戻ってコンウィまで行くバスがあった!
定刻に来たバスに乗って、時間はかかりましたが、コンウィへ無事着けました。
グーグルマップで現在地がわかったおかげで、まちがいに気づけました。
グーグルさまさまです。
「フットパス」にもグーグルマップが使える時代なのかも
もしかしたら、今は、イギリス旅行の醍醐味の一つである「フットパス」でも、グーグルマップが使えるのかもしれませんね。
周囲になにもないようなところでも電波は入るのか、フットパスのルート(道)がどの程度表示されるのかなどによりそうですが・・・。
個人的には、フットパスは地図を読みながら歩くのが楽しみなので、GPSの付いたアプリに頼るのは最終手段にしたいと思っています。
でも、遭難するよりはずっといいので、必要なときは意地を張らずに活用していくつもりです。
※イギリスのフットパスは本当に楽しいのでおすすめです!
ところで、文明の利器といえば、英語の通訳アプリや、ポケトークのような通訳ガジェットを、海外で使ったことはありますか?
私は、使っている人を見たことがないし、私自身も使ったことがありません。
でも、それは、私が英語が得意だからとかではぜんぜんなく、むしろ英語は苦手なほう。
そんな英語が苦手な私が、地元の人とどうやってコミュニケーションをとっているのかは、また別に書こうと思います。
※書きました。
たった5つの英語フレーズで乗り切れる海外旅行で使える英語術をまとめました。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。